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対話コラム1 税務調査で本当に見られているポイントとは ― 過去処理が“説明できない”会社のリスク ―

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 税務調査では、数字の正しさ以上に「なぜそう処理したのか」を説明できるかが重要になります。

本記事では、過去処理に不安を抱える経営者の方向けに、税務調査・M&A等で問題になりやすいポイントを対話形式で解説します。

 

なぜ「今すぐ問題じゃない」のが一番危ないのか

👤 社長
昔の処理、正直よく分からないまま来ていて…。
調査が来たらどう説明すればいいのか。

 

🧑‍💼 BASE ONE
それ、“今すぐ問題”じゃないのが一番危ないです。

 

👤 社長
え、どういう意味ですか?

 

🧑‍💼 BASE ONE
通常の税務調査は、最初から「脱税をしている会社」を決めつけて来るものではありません。
ただ、申告内容について
**「なぜそう処理したのか」**が説明できない場合、
結果として指摘や修正につながる、という構造になっています。

税務調査で本当に見られているポイント

🧑‍💼 BASE ONE
調査官が見ているのは、
単なる数字の正誤だけではありません。

  • なぜその勘定科目なのか
  • なぜそのタイミングで計上したのか
  • 誰の判断で、どんな前提だったのか

👤 社長
正直、前の税理士さん任せで…。

🧑‍💼 BASE ONE
その場合、調査官はこう考えます。
「=会社として、説明責任を果たせない体制だったのでは?」

👉 数字が合っていても
👉 説明できなければ、リスクになる
これが実務のリアルです。

「過去処理の棚卸し」とは、何をするのか?

👤 社長
棚卸しって、全部やり直すんですか?

 

🧑‍💼 BASE ONE
いいえ。
むしろ「全部正す」必要はありません。
BASE ONEが行うのは、たとえば――

  • 処理の根拠が説明できない取引の洗い出し
  • 税務上グレーな論点の可視化
  • 修正が必要なもの/説明整理で足りるものの切り分け

👤 社長
それだけで違うんですか?

 

🧑‍💼 BASE ONE
はい。
「把握している」「説明できる」
これだけで、調査時の空気は大きく変わります。

実は税務調査より怖い“別の場面”

🧑‍💼 BASE ONE
実はこの問題、
税務調査よりもっとシビアに見られる場面があります。

 

👤 社長
え、調査よりですか?

 

🧑‍💼 BASE ONE
はい。

  • 役員交代
  • 事業承継
  • M&A・資本提携
  • 金融機関からのデューデリジェンス

ここでは、調査官ではなく
投資家・買い手・銀行が見ます。

 

👤 社長
それ、余計に厳しそうですね…。

 

🧑‍💼 BASE ONE
「説明できない過去」は
=「見えないリスク」として

✔ 企業価値を下げる
✔ 条件を悪くする
✔ 最悪、話が止まる

ことすらあります。

BASE ONEがこの領域で選ばれる理由

🧑‍💼 BASE ONE
私たちは、
「過去を責める」ことはしません。
やるのは、

  • 何が問題になり得るか
  • どこまで手当てすべきか
  • どう説明すれば通るか

を実務ベースで整理することです。

👤 社長
もっと早く相談すればよかった…。

🧑‍💼 BASE ONE
そうおっしゃる方ほど、
「今」動いたことで
将来の選択肢が一気に広がっています。

👉 こんな会社に、特におすすめ

  • 過去の処理を「何となく」で引き継いできた
  • 税務調査が来たら不安が残る
  • 社長交代・役員変更を控えている
  • 事業承継・M&Aを数年以内に考えている
  • 金融機関・投資家に説明できる体制を作りたい

 

最後に

👤 社長
「これ、今さら聞いても大丈夫ですか?」

 

🧑‍💼 BASE ONE
その一言からで、問題ありません。
“今すぐ困っていない今”こそ、
一番、価値のあるタイミングです。

 

 

※本コラムは、税務調査や過去処理に関する考え方を
BASE ONE税理士法人への実際の相談事例をもとに構成しています。
実際の対応や判断は、会社の状況によって異なるため、
個別のケースについては専門家へご相談ください。