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対話コラム4 経理を雇ったのに、なぜか経営が楽にならない。

  • #経営分析

会社が成長し、経理を採用。
「これで安心」と思ったはずなのに――

なぜか数字が見えない。
利益が残らない。
経営判断が楽にならない。

今回は、その理由を対話形式で整理します。

「経理を雇ったのに、なぜ楽にならない?」

👤 社長
思い切って経理を雇いました。
でも正直、経営が楽になった感じがしなくて…。

🧑‍💼 BASE ONE
とてもよくあるご相談です。
多くの会社が、この段階で一度立ち止まります。

経理がいるのに、数字が良くならない理由

🧑‍💼 BASE ONE
まず前提として――
経理は「利益を増やす役割」ではありません。

👤 社長
えっ、そうなんですか?

🧑‍💼 BASE ONE
経理の主な役割は、

・正確に処理する
・支払を管理する
・帳簿を整える
・月次を締める

つまり「整える仕事」です。

👤 社長
確かに、処理は早くなりました。

🧑‍💼 BASE ONE
それは大きな前進です。
だからこそ、次の課題が見えてきます。

「処理が回る」と「経営が見える」は違う

👤 社長
どう違うのでしょうか。

🧑‍💼 BASE ONE
処理が回る状態とは、
「数字が正しく記録されている」状態です。

一方、経営が見える状態とは、

・どの商品が儲かっているか
・どこで利益が削られているか
・来月の資金は足りるか
・税務リスクはないか

が、判断材料として整理されている状態です。

👤 社長
……そこまでは見えていません。

本当のボトルネックはどこか

🧑‍💼 BASE ONE
多くの会社で起きているのは、

✔ 記帳はできている
✔ でも分析はしていない
✔ でも判断材料にはなっていない

という状態です。

👤 社長
試算表は出ていますが、
それをどう使えばいいのか分からないんです。

🧑‍💼 BASE ONE
そこが「判断整理」の領域です。

経理と経営管理は別の役割

🧑‍💼 BASE ONE
経理は処理の専門家。
経営管理は判断の整理。

似ているようで、役割は異なります。

👤 社長
では、経理を雇うだけでは十分ではない?

🧑‍💼 BASE ONE
整った数字を、

✔ どう読むか
✔ どこに注目するか
✔ 税務上どこが論点になるか

まで整理してこそ、
経営の武器になります。

よくある誤解

👤 社長
経理を雇えば、税務も安心だと思っていました。

🧑‍💼 BASE ONE
経理は会計処理の専門家です。
税務判断は別の専門領域です。

・この経費は否認リスクがないか
・役員報酬の水準は妥当か
・利益水準に問題はないか

これらは処理ではなく「判断」のテーマです。

経理を雇った会社が次にやるべきこと

🧑‍💼 BASE ONE
経理を雇ったあとに重要なのは、

① 月次を早める
② 社長が数字を見る時間を確保する
③ 税務論点を定期的に整理する

この3つです。

👤 社長
雇うことがゴールではないんですね。

🧑‍💼 BASE ONE
むしろ、整った今がスタートです。

BASE ONEのスタンス

私たちは、

✔ 経理が整えた数字を、経営判断につなげます
✔ 処理の正確さを、会社の強みに変えます
✔ 税務リスクを可視化し、安心して前に進める状態を作ります

経理がいる会社ほど、
外部の専門家を活用することで、
数字は“守り”から“武器”になります。

 

 

※本コラムは、**BASE ONE税理士法人**への実際の相談事例をもとに構成しています。
実際の対応や判断は、会社の状況によって異なるため、
個別のケースについては専門家へご相談ください。